上田市の鍼灸院

「誰にも相談できない体の悩みを話せる鍼灸院」
「どこで何をやっても治らなかった方」
0268-71-0818

ほたはりきゅういん

ブログ

心と身体の勉強会 第18回・・・【呼吸をさらに深める】令和2年2月27日(木)

・・心とからだの勉強会・・ 第18回  「呼吸をさらに深める
(前回のおさらいをしながら・・・)

 

★★★どんなに体の痛みを抱えている人でも、高齢でも、
絶対に出来る運動療法が呼吸です★★★

 

 

*前回の勉強会のおさらい・・

肋骨とは、本来息を吸うと上がり、吐くと下がる、上がりっぱなしなら要改善が必要です。

 

肋骨がきちんと下がって閉じると (息を吐いている状態で吐く時間が長ければ) 横隔膜は
ドーム状の形を取りやすくなります。

 

また、呼吸をする時に腹腔内圧を360度高めると

(息を吸う時に、お腹の前方だけがふくらむのではなく、お腹の横も、

 お腹の後ろも、つまりお腹全体をふくらませる)

体に負担がかからなくなってきます。

つまり胸とお腹が同じになる「寸胴の形」がベスト、ちぐはぐな場合は要改善が必要です。

 

 

えっ!ほんと~体は左右対称ではない

 

人間の体は右が安定しやすく,右側に偏りやすい。
人間の体は外側から見ると、骨格や筋肉は左右対称であるかのように思えます。

しかし、体の中を見てみると、右の肺と左の肺は、部屋の数も大きさも異なります。

心臓は左側、肝臓は右側に位置しています。 

横隔膜をよく見ると、左右で大きさや厚みに違いがあります。 

 

構造的に言えば、比較的大きな臓器である肝臓が右下に位置することで、

右の横隔膜は、常に押し上げられています。

 

これにより、ドーム状の屋根の形を保ちやすくなっているのです。
息を吸って、屋根が(横隔膜が)平らになるまでの状態が長く、呼吸がしやすいといえます。

 

反対に、横隔膜の左上には心臓が位置しているため、

ドーム状の屋根は上から押しつぶされた格好になっています。 

 

屋根がすでに下がっている状態では、空気をため込むことは出来ますが、

交換できる空気は少なくなります。

前回の勉強会でも説明しましたが、横隔膜は腰椎の左右に付いていますが、

右のほうが深くまで付いているという特徴があります。 

 

当然、腰椎の上下の筋肉の連鎖にも大きな影響を及ぼします。 

人体の構造的左右非対称により、人は右側のほうが呼吸しやすく、

右側のほうが安定しやすい構造となっています。

 

 

ですから、基本的に体の右側が使いやすいし、右側に重心を置く傾向があります。  

 

 

大人が赤ちゃんから学ぶことがある!!

 

 

 

 

実は、呼吸の理想は、赤ちゃんや子供の頃の呼吸にあります。

赤ちゃんにとって、歩行を獲得するにあたって、

大きく影響するのが 「呼吸」です。

生まれて呼吸を始めたばかりの赤ちゃんの体は、まだ不安定な状態。 

しばらくすると、だんだん首が据わって、

手足を自由に動かし、

さらに時間が経つと寝返りを打てるようになり、

ハイハイするようになり、つかまり立ちへと動作の成長が見られます。

 

この動作の成長をしているのが、先ほどの腹腔内圧です。

腹腔内圧が高まると腹腔が風船のように膨らみ、脊柱とともに体幹が安定します。

 

これによって、自分が動かしたいように自由に体を動かせるのです。

 

この理屈を踏まえると、呼吸を改善して体の安定を回復するには、

赤ちゃんや子供の真似をしてトレーニングすればよいということになります。      

ほたはりきゅういん