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ほたはりきゅういん

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第6回 心とからだの勉強会 (知ってるようで、知らないホルモンの話)10月25日開催しました

 

 

【ホルモン】

 

前回の 「ポッコリお腹はなぜ凹まないのか?」 にも関係した話になりますが、

 

「肥満」 は、
人類史上からみれば想定外の出来事です。 

昔の悩みは食べ物がないことだったからです。 

そして、エネルギー切れを意味する飢餓状態は、

まさに生命の危機そのものなので、

「ものを食べたい」 と思う空腹時に発動する強力なホルモンを、

人間はたくさん持っています。

 

 

例えば 「グレリン」 もその一つで、お腹が空いたり

お腹がグゥ~と鳴ったりすると、

「グレリン」が胃からたくさん分泌され食欲が出ます。 

 

一方 「食べたくない」 という気持ちにさせるホルモンは、

人類史上ではその必要がなかったためか、

ほとんど備わっていません。 

 

食べた後に脂肪細胞から 「レプチン」 というホルモンが分泌され、

脳に「もう食べないように」 と命令を出しますが、

もしこの 「レプチン」 の作用が衰えたり、ホルモンのバランスが崩れると、

他に食欲を抑えるホルモンがないので、その結果、

人はついつい食べ過ぎてしまうことになるのです。                                                                                                                                

 

 

ところで、ホルモンとは何でしょうか?

「ホルモンバランスが悪い」 とか 「更年期になると女性ホルモンが減る」

「成長ホルモンが足りない」 「ストレスホルモンが出る」 と日常的に使っていまが、

なんとなく体の中で大事なもの、というイメージです。

実はその通りで、体の中でのみ分泌されるものです。

 

 

ホルモンとは?

ホルモンをひとことで言うと、脳の指令を伝える物質。 

ホルモンは生体の内分泌腺で作られる化学物質です。

ホルモンはメッセンジャーであり、その仕事は、

様々な指令をある特定の器官に伝えることです。

つまり、からだの中を巡っている伝言メモのようなものです。

 

内分泌腺とは、脳下垂体、甲状腺、副腎皮質、副腎髄質といったものです。

 

 

 

 

この一定の状態をホメオスタシス、恒常性といいます。

人は、外が寒くなっても暑くなっても、だいたい同じくらいの体温でいたいのです。

その方が生存しやすいからです。 

ホルモンの伝達を受け取った各器官は、それぞれが与えられた仕事をし、

体温・血糖値・血液のPHバランス(酸性度、アルカリ度) 

などの生理状態を一定に保つようにします。

 

 

ホメオスタシスを保つのはホルモンだけではなく、

自律神経の働きや免疫系のシステムなどの働きによって保たれているのです。

ホルモンは、各器官の伝言を伝えた後、また血液を通って脳に戻ってきます。

つまり、脳にフィードバックするのです。(伝言の返事を持って帰って来るようなものです)

このフィードバックがあるからこそ、体を必要なときに必要な量だけホルモンを出し、

上手い具合に体の恒常性(ホメオスタシス)を保っているのです。負のフィードバックといいます)

 

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ざっとホルモンとは何か? について説明しましたが、最初のページの内容に戻りますが・・・

 

「食べたい」 ときに出るホルモン、「食べたくない」 ときに出るホルモンのバランスが、

悲しいことに私達を「食べたい」 方へと傾きやすくしてしまっているわけですね。

 

肥満や糖尿病といった病気が、現代になって続出してしまった理由が

透けて見えてくるような気がします。

 

 

さて、皆さん・・・突然ですが・・・最後に・・・

 

お腹が空いたのがいつか? 「もはや思い出せない」 という方がいらっしゃいますが、

常に食べ続けているとホルモン分泌のリズムがおかしくなり、ホルモンバランスを崩してしまいます。

 

「お腹が空いた」 という時間が、あるか・ないかで大きく違うようで、

空腹感を感じることは様々なホルモンのリズムを良好にし、

結果として、自然に食べる量を減らす事にもなるようです。

 

皆さんも是非ご自の声に、耳を傾けて 「お腹が空いたなァ」

と感じた頃に食べるようにしてください。

 

 

 

 

 

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